奈良の吉野の天然木は、東大寺や歴史のある社寺に多く使われており、1500年頃には春日大社や三輪山より苗を作り植林が始まり、下草刈り、枝打ち等などの手を加えられ、江戸時代には、酒樽や箸等で全国に吉野ブランドの名を広めました。
太閤殿下で有名な豊臣秀吉は、吉野の木材を重宝され、大阪城や、伏見の城に吉野の木材を使われました。また、300年前には鹿児島の屋久杉を持ち帰り吉野の雨、霧、土壌に適した独自の品種に改良し、手間と暇をかけ現在の吉野杉・檜を作り上げています。
天然乾燥の木の香り、艶は、最高で先人の植林の研究、枝打ち、間伐、下刈りなどの手間と努力の500年の結果、中まで節の出にくく、柾の目が通り、造作、化粧板、小割りに最適な原木となっています。
当社は、吉野地域で先祖代々林業を営み吉野杉・檜を扱って150年 吉野で山を育て、木を育て、吉野林業の歴史を守っています。
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写真は、材木市を行っていた昭和63年当時の写真です→
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